この記事では、世界で愛されているお肉を使った煮込み料理をご紹介します!
・ボルシチ(ロシア)
ボルシチは、ビーツを使った鮮やかな赤が目を引くロシアの煮込みスープです。牛肉などのお肉をたっぷりの野菜と一緒に煮込む栄養満点の家庭料理で、それぞれの家庭におふくろの味があります。
・ポークビーンズ(アメリカ)

ポークビーンズは、アメリカのポピュラーな家庭料理です。その名のとおり、豚肉とお豆をトマトなどたっぷりの野菜で煮込んでいます。こちらも、それぞれの家庭におうちの味があり、少しずつ具材やスパイスが異なります。栄養バランスも良いことから、日本でも多くの学校で給食のメニューに採用されています。
・サムゲタン(韓国)

サムゲタンは、内臓を取り除いた丸鶏の中に、高麗人参やクコの実、ニンニク、もち米などを詰めて、じっくり煮込んだ韓国の煮込み料理です。丸鶏や高麗人参などを使うのは大変なので、家庭で作る場合には鶏手羽やごぼうなどで代用してサムゲタン風に煮込むと、手軽に食べることができますね。
・水煮牛肉(中国)

水煮牛肉は、辛さが特徴的な四川料理のひとつです。花椒が香る鶏がらベースのピリ辛スープで牛肉を煮込み、最後にアツアツに熱した油をジャッとかける豪快なお料理です。
・タジン鍋(モロッコ)

タジン鍋とは、とんがり帽子のような独特の形状の陶製の鍋を使って、羊肉や鶏肉を野菜と一緒に煮込む、モロッコの代表的なお料理です。蒸し料理や煮込み料理にピッタリなタジン鍋は、最小限の水で無水調理できるのが最大の特徴で、お肉は柔らかくなり、野菜は甘みが増して、栄養も逃しません。
このように、世界にもさまざまなお肉の煮込み料理があります。よく見てみると、いわゆるおふくろの味と呼ばれる家庭料理が多いことに気付かされますね。お肉の煮込み料理には、家族へのたっぷりの愛情が注がれているということがわかります。
世界の家庭的な煮込み料理で、ぜひお肉を存分にお楽しみください。