この記事でわかることは、牛肉の主な部位の特徴や魅力!
・牛ヒレ肉
・牛サーロイン
・牛リブロース
・牛肩ロース
・牛モモ肉
・牛肉のその他の部位
牛1頭から取れるお肉の量は体重の4割程度(約200㎏~300㎏)といわれています。また一口に牛肉といってもその部位ごとに味や食感などが大きく異なります。
さまざまな部位を食べくらべて、牛肉を隅々まで楽しんでみましょう。今回は牛肉の主な部位の基本情報をまとめましたので解説します。
■牛肉の主な部位の特徴や魅力

早速、牛肉の主な部位の特徴を見ていきましょう。
●牛ヒレ肉
ヒレ肉は地域によって「フィレ」「ヘレ」とも呼ばれています。牛のヒレ肉は数ある部位の中でも非常に柔らかいことで知られており、「最上級の肉」と表現されることも少なくありません。
牛ヒレ肉は内臓のすぐ上にあり、筋肉をほとんど使うことのない赤身肉です。筋肉が使われないということは、肉質が硬くなりにくいということです。これが牛ヒレ肉の柔らかさの秘密となります。
400㎏の牛1頭からとれるヒレ肉はせいぜい6㎏~7㎏といわれていますので、非常に高価な部位です。ステーキなど、焼き料理に抜群に合う部位ですので、興味がある方は試してみましょう。
●牛サーロイン
「ビーフステーキの代名詞」ともいわれているのが、牛サーロインです。ステーキ肉などを取り扱う店舗に足を運ぶとサーロインという言葉をよく目にします。
サーロインの「ロイン」とは腰肉(背中の部位)のことを指し、その中でも特に味、香り、食感が優れているものに「サー」という称号を与えられたのが「サーロイン」の語源とされています。
牛サーロインは肉質が良く、脂身に豊かな甘みがあるのが最大の特徴です。また牛ヒレ肉に次いで肉質が柔らかい部位としても知られています。
この豊かな甘みの脂身、肉質の良さ、柔らかさの虜になる方は非常に多く、ステーキやしゃぶしゃぶ、すき焼きといった料理でよく活用されています。
●牛リブロース