この記事でわかることは、モモ肉の種類とそれぞれの特徴!
健康志向の高まりに合わせて、いまもっとも注目を集めている「モモ肉」。
じつは、牛や豚などから得られるモモ肉は、4つの部位「内モモ」「しんたま」「ランプ」「外モモ」を合わせた総称だということをご存知でしたか。
そこで今回は、意外と知られていないモモ肉の種類とそれぞれの特徴についてご紹介します。
■モモ肉の種類とそれぞれの特徴
●内モモ
内モモとは、後ろ足の内側付け根部分にあるお肉のことです。
外モモと比べて、柔らかく脂肪の少ない赤身の部位です。
ややきめの粗さが気になる方も多いですが、肉質が均一なので、ローストビーフなどお肉を塊で使う料理と相性抜群です。
脂が苦手な方、あっさりとしたお肉料理が食べたい方にオススメのモモ肉といえるでしょう。
●しんたま
しんたまとは、内モモの下にあるモモ肉のことです。
ちょうど内モモと外モモのあいだにあり、丸いかたちをしていることから、「芯玉(しんたま)」と呼ばれるようになったそうです。
赤身肉の塊ですが、きめ細やかで柔らかな肉質をしており、脂肪が少ないのが特徴です。
カットせず、塊のまま調理したり、大きくカットして煮たり焼いたりするのがオススメです。
牛肉のしんたまなら、たたきで頂くこともできます。
●ランプ
ランプとは、腰からおしりにかけて広がる大きな赤身のお肉です。
モモ肉のなかでも、とくに柔らかな食感と濃厚な旨味を楽しむことができるため、お肉ファンのあいだでは、たいへん人気の高い部位となっています
牛肉のランプは、柔らかな肉質とたっぷりの肉汁によって深みのある味わいを堪能することができ、豚肉のランプは、しっとりとした肉質と甘みのある旨味を楽しむことができます。
ローストビーフ、煮込み料理、スープ、焼き肉、しゃぶしゃぶ、ステーキにするなら牛肉のランプを。
厚切りのソテー、トンテキなどにするなら豚肉のランプを使うのがオススメです。
●外モモ