この記事では、部位別豚肉の特徴とおすすめの料理法について一挙ご紹介!
お値段がお手頃な豚肉は、どの部位のお肉も比較的均一なため、幅広い範囲の料理に利用することができます。
けれど、やはり豚肉も牛肉と同じように、部位ごとに少しずつお肉の特性が違いますので、豚肉の良さを最大限引き出すならば、それぞれの部位に合った料理法で調理するのが1番とされています。
そこで、部位別豚肉の特徴とおすすめの料理法について一挙ご紹介します。
■部位別豚肉の特徴とおすすめの料理法
・肩ロース
肩ロースとは、ロース肉のなかでも肩寄りにあるお肉のことです。
赤身のなかに粗めの脂肪が網目状に混ざっており、豚肉特有の香りとコクを楽しむことができます。
肩ロースは、『豚肉のなかで、もっとも豚肉らしい味わいを堪能することができる部位』と言われており、とんかつ、鉄板焼き、炒めもの、すき焼き、ローストポークなど、和洋中さまざまな豚肉料理に利用されています。
・ロース
ロースとは、肩とモモのあいだに挟まれているお肉のことです。
ほどよい脂肪ときめ細やかでやわらかな肉質が特徴のロースは、全体が厚い皮下脂肪に覆われており、脂の旨味とコクを味わうことができます。
特に、ふちの脂身には、旨味がギュッと濃縮されていますので、とんかつ、すき焼き、豚しゃぶしゃぶ、ソテー、焼き豚、ロースハムなどで頂くのがオススメです。
・ヒレ
ヒレとは、ロースの内側にあるお肉のことであり、1頭の豚から1kgしか得られない稀少な部位でもあります。
豚肉のなかで最も柔らかな肉質のヒレは、脂肪の少ない赤身肉なので、コクに欠けるあっさりとした味わいが特徴です。
けれど、ふちの脂身部分には、旨味がたっぷりと含まれていますので、とんかつ、ステーキ、ソテー、焼き豚など、油を使う料理の食材として使うと、よりヒレの良さを引き出すことができます。
・バラ