この記事では、「美味しいハンバーグができる挽肉の黄金比」がわかる!
家族や恋人のために、おいしいハンバーグを作りたいけど、スーパーやデパートの精肉コーナーに行くと、いろいろな種類の挽き肉や合挽き肉があって、どのお肉を使ったら良いのか分からず、困っている方も多いのではありませんか。
実は、ハンバーグにも、煮物やサラダ、スープなどの料理と同じように、最高の香りと味わいを演出してくれる「黄金比」というものがあり、その比率を知っているだけで、ハンバーグのおいしさが格段に変わってきます。
■ハンバーグの黄金比率は、「牛7:豚3」!
ハンバーグのおいしさの秘密は、合挽き肉の比率が大きく関わってきます。
作り手や食べる側によって、最適な割合は少しずつ異なりますが、一般的にハンバーグ作りに使う合挽き肉は「牛7:豚3」が、黄金比とされています。
牛肉は、肉感が強く、旨味もたっぷりと含まれているのですが、加熱すると固くなってしまい、食べにくくなってしまいます。そこで、牛肉の代わりに、脂質を多く含む豚肉を3割入れることで、ふっくらとした柔らかな食感と優しい甘みがプラスされ、牛肉の旨味が引き立つ絶品ハンバーグへと変身します。
ちなみに、スーパーやデパートでは、牛挽き肉と豚ひき肉を別々に購入しなくても済むよう、事前に「牛7:豚3」の黄金比率の合挽き肉を販売していることが多いので、ハンバーグ作り初心者の方でも安心して買うことができるのが嬉しいですね。
■ふんわり食感を求めるなら「牛6:豚4」がオススメ!
いまどきのスーパーやデパートでは、料理初心者の方でもおいしいハンバーグが作れるように、「牛7:豚3」の合挽き肉を扱っているところも増えてきましたが、なかには合挽き肉を「牛6:豚4」の割合で販売しているスーパーやデパートもあります。
「牛6:豚4」の合挽き肉の場合、「牛7:豚3」の合挽き肉と比べて、豚肉が少し多く含まれているため、黄金比の合挽き肉で作ったハンバーグと比べて、ふんわりと柔らかな食感のハンバーグになります。さらに、豚肉が多いぶん、お値段もお手頃になるため、育ち盛りの子どものいるご家庭や大家族に人気の割合となっています。
ただし、牛肉と豚肉が同じ分量、もしくは牛肉よりも豚肉のほうが多い場合、牛肉の旨味が無くなってしまうため、おいしいハンバーグを作りたいときは、「牛7:豚3」もしくは「牛6:豚4」のどちらかの割合で作るのがポイントです。